Polymarket、ブロックチェーン取引基盤拡充のためBrahmaを買収

予測市場プラットフォームのPolymarketは、ブロックチェーン取引インフラを強化するため、高頻度デジタル資産およびフィンテック取引向けのリアルタイム実行・決済システムを開発してきた金融インフラ企業Brahmaを買収したと、3月○日に発表した。

Polymarketはメールによるプレスリリースで、「Brahmaはブロックチェーンシステムの取引執行および決済にまたがるプログラマブルなシステム構築において、急速に業界のリーダーとなった」と評価した。

PolymarketのCEO兼創業者であるシェイン・コプラン氏は、「ブロックチェーンネットワークと伝統的な金融レールの両者にまたがる信頼性の高いインフラを構築するのは困難で、近道はない」と述べた。

さらに同氏は、「Brahmaのチームは、複雑なユーザー向けプロダクトの設計から運用、スケールに至るまで優れた実績を持つ。Polymarketの成長過程で、我々はすでに難題を解決し高いレベルで実行可能なチームを意図的に迎え入れている」とコメントした。

Polymarketの広報担当者はCoinDeskに対し、買収の契約条件については非公開と述べている。

一方、Brahmaも同日に声明を発表し、「当社のDeFiインフラがPolymarketに組み込まれることで、エコシステムの拡大を支援する」と説明した。

BrahmaチームはXへの投稿で、「この買収により当チームと技術はPolymarketの成長を支える形で存続し、暗号資産領域での構築を続けていく」と表明した。

今回の買収により、Brahmaの技術と人材はPolymarketのインフラ及びプロダクトの拡充に集中し、インフラ強化を目的とした取り組みと位置付けられている。

また、今月初めにPolymarketが新たな資金調達ラウンドを検討していることが報じられており、その過程で2025年の評価額が約200億ドルまで倍増する可能性も指摘されている。なお協議は初期段階であり、投資成立に至らない可能性もある。

予測市場では、ユーザーがスポーツや政治、選挙など現実世界の事象に連動する契約を取引し、予想結果に基づいて契約を売買する。この分野は急速に成長しており、CoinbaseやRobinhoodといった大手企業も参入している。

Brahmaは、これまでに10億ドルを超える取引量を処理し、1億ドルを超える総預かり資産(TVL)を達成したと述べた。また、Brahma Accounts、Agents、Swype.funを含む全プロダクトは30日以内に段階的に終了する予定で、ユーザーには同社ウェブサイト及びコミュニティチャネルを通じて資金とポジションの移行が案内されている。

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