CoinbaseのJesse Pollak氏は、Baseをグローバル金融のためのブロックチェーンとして構築することに専念するため、Baseアプリのリーダーの役割を退くことを明らかにした。後任には、Xで『Cobie』として知られるJordan Fish氏が就任する。
Baseの創設者であるPollak氏は、過去2年間にわたりFarcasterやZora、小規模アプリ、クリエイターコインなどのオンチェーンネイティブなソーシャル体験やビルダーが暗号資産の次の成長波を牽引すると見込んでいた。しかし、水曜日にXに投稿した内容で、開発者がステーブルコイン、予測市場、永久先物などのプロダクトを通じて採用を促進する一方、ソーシャルアプリケーションは「完全に崩壊した」と認めた。
Pollak氏は「私は完全に間違っていた」と述べ、Baseがソーシャルに注力した結果、取引、トークン化、決済などの主要分野で競合に遅れをとったと明かした。
方針転換の一環として、BaseアプリのリーダーシップはCoinbaseに戻り、人気暗号投資家であるJordan Fish氏(『Cobie』)が開発監督を担うことになるとPollak氏は説明した。Fish氏はBaseエコシステムを超えてBaseアプリを「オンチェーン向け最高のアプリ」に育てることに取り組む一方、Base自体はグローバル金融インフラの構築に注力し、取引、決済、AIエージェントを優先する方針だ。
Fish氏はスタートアップが直接コミュニティから資金調達可能なプラットフォームEchoの創設者でもあり、Coinbaseは昨年Echoを3億7,500万ドルで買収している。
Pollak氏は現在、基盤となるブロックチェーンの開発に「再集中」し、「グローバル金融のためのブロックチェーン」としての位置付けを強化していく意向を示している。
同氏は投稿で、「アプリに関してはBaseをグローバル金融のためのブロックチェーンに構築することに専念しており、そのためBaseアプリはCoinbaseの本丸に戻り、良き友人であるCobieが引き継ぐ」と述べた。
この動きは暗号資産分野の成長方針の大きな変化を反映している。消費者向けのソーシャルアプリケーションが主流の支持を得るのに苦戦する一方で、開発者や投資家はステーブルコイン、トークン化、分散型デリバティブ、AI搭載アプリケーションへの関心を高めている。