シタデル支援のEDX Markets、米国信託銀行免許を申請し機関投資家向け暗号資産サービスを拡大へ

シタデルが支援する暗号資産取引所EDX Marketsは、機関投資家需要の拡大を受け、カストディおよび資産サービスの提供強化を目的に米国の信託銀行免許を申請した。

シタデル・セキュリティーズの支援を受けるEDX Marketsは、機関投資家向けサービス拡大の一環として、ナショナル・トラストバンク免許の承認を求めている。

CoinDeskが確認した資料によると、同取引所は米通貨監督庁(OCC)へ水曜日に免許申請書を提出。これは、EDXが設立されてから約3年半後の動きとなる。

申請が承認されれば、EDXはコアの注文マッチングプラットフォームを維持しつつ、カストディや資産管理、自己勘定取引サービスを提供可能となる。申請書では、カストディと決済業務を取引業務とは切り離し、規制下にある信託法人の内部で管理する体制が示されている。

EDX Marketsはデジタル資産分野に参入する伝統的金融機関を主な対象としており、支援企業にはCitadel Securitiesをはじめ、Fidelity Digital AssetsやCharles Schwab Corpも含まれる。同プラットフォームは2023年夏にビットコイン(BTC、68,152.96ドル)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC、54.03ドル)、ビットコインキャッシュ(BCH)を取り扱い開始し、その後さらに17種類のトークンを追加した。

CEOのTony Acuña-Rohter氏はCoinDeskに対し、「EDX Trustは伝統的な市場構造をデジタル資産市場に持ち込む上で重要な一歩」と述べ、「カストディと決済を規制された信託内に分離することで、銀行や機関投資家がこの分野で規模を拡大する際に期待されるインフラを構築している」と語った。

信託銀行免許の取得を目指すのはEDXだけではなく、近年複数の暗号資産企業が同種の免許を申請・取得し、米国の規制下でカストディ等のサービスを展開している。こうした承認は機関投資家資金を呼び込む上で重要な役割を果たしている。

顧客獲得競争が激化する中、大手資産運用会社や取引企業は伝統市場の安全措置や構造を反映したプラットフォームを求めている。具体的には分別管理されたカストディ、明確な決済プロセス、相手方リスクを抑制する規制法人の存在などが求められており、EDXの信託銀行免許取得はこれらのギャップを埋める一助となる可能性がある。

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