Hederaネットワーク上の第三者Supraオラクル契約の検証不備を突かれ、レンディングプロトコルBonzo Lendは約905万ドルの損失を被った。
分散型レンディングプロトコルであるBonzo Lendは、Hederaネットワーク上で第三者のSupraオラクル契約に存在した検証の欠陥を攻撃者に悪用され、担保価値をはるかに超える資産を借り入れられた結果、推定905万ドルの被害を受けた。
Bonzoによる暫定的なインシデント報告によると、攻撃者は価値の低い250 SAUCEトークンを預け入れ、トークンのHBAR建て評価額を不正に上げるため価格の改ざんを行ったという。
プロトコルの情報によれば、その該当アカウントはその後、663万USDCと3452万ラップドHBARを借り入れた。報告の基準価格である1HBAR=0.06998ドルを換算すると、これらの2回の引き出しは約905万ドル相当になる。
さらに報告書では、別のウォレットがこの異常な価格が有効であった期間中に約100万ドル相当の追加資産を借り入れていたことも記されている。そのウォレットは後にDiscordを介してBonzoへ連絡を取り、インシデント対応のホワイトハットであると名乗り、資金返還の意向を示したという。
Bonzoはこれらの資産を損失の見積もりから除外し、回収前の借入総元本を約1006万ドルと算出している。
DeFiLlamaのデータによれば、Hederaの現在の総ロック資産(TVL)は2570万ドルで、本件攻撃を受けて過去24時間で約40%減少した。